ニーハオ。けいこです。
去る7月31日(水)、ザカラ部月次定例会にて 西新宿の四川料理「天府舫(テンフファン)」にお邪魔しました。
店に到着して気が付いたのですが、私はこのお店のランチで来たことがありました。
その時食べた売りの麻婆豆腐があまり辛くなくて、1人しょんぼりした記憶が蘇ってきました。
今回は激辛猛者(!?)12名で参戦。みんな、物足りなくて、眠たくなっちゃうんじゃないの!?
1. 入店&乾杯
JR新宿駅西口を出て、徒歩10分弱で到着。
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店内は小さく、12名の団体は店内を対角線上にテーブルを配置しないと座れないようです。
平日にも関わらず、込み合っており、味には定評があるのかもしれません。
定刻より少し遅れて宴会コーススタートしました。
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ザカラ部内で好評なので、今回も出席者の激辛耐性レベル(非公式)をご紹介します。
◎Aクラス++++++++++
(辛さはもはや感じない。世界レベルの激辛耐性。完食デフォルト)
はるさん(副部長)、S田君、Tこさん
◎Bクラス++++++++
(辛さは大得意。でも、無理はしません。もっと大切なことがあるから)
Sいちさん、Tじさん、Iさん、Mさん、Sるさん、
◎Cクラス+++++
(辛さは大好き。強くはないので、救済用乳製品は欠かせません。Bクラスに憧れ)
Yこさん、Aさん、Kさん、けいこ
ザカラ部人数が増えて、もっとクラスの細分化しないとメンバーの個性がおさまり切らなくなっているんですよね。
本記事の筆者はCクラスなので、一般人の中では変人で、激辛界では下っ端という、もどかしい立場の方には参考になると思います。
2.料理に挑戦
私たちが挑戦する『辛辛宴会コース』は4800円/人(飲み放題付き、税抜き)の紹介です。
この値段で10品もあるんですね。
(1) 四川ソーセージ
(2) よだれ鶏(メニューには棒棒鶏と書いてあるけど)
(3) 茹で豚肉大蒜辛味和え
(4) 紅油スープ水餃子
(5) 鴨肉の旨煮
(6) 海老の花椒味炒め
(7) 魚の激辛水煮
(8) 麻婆豆腐
(9) 天府担々麺
(10) 杏仁豆腐
4人毎に大皿一皿なのですが、まあ量が多くて驚きでした。
(1) 四川ソーセージ
サラミにそっくりですですが、サラミほどの固さは感じません。ジューシーで美味しいです。
黒胡椒味の程よい辛みは確かにあるけれど、ごくごくわずかな辛みです。
ザカラレベル 0.1
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(2) よだれ鶏(メニューでは棒棒鶏)
これ、棒棒鶏ではないでしょ?真っ赤だし。棒棒鶏って冷やし中華の胡麻たれみたいなのが
かかっているはず。なので、勝手によだれ鶏と呼びます。
この真っ赤なたれは、そんなに油っぽくもなくコクがあります。鶏肉の上のナッツも香ばしいです。辛さは、びっくりするほどではないのですが、ちゃんと辛いです。
ちなみに、この写真を見て肉が盛り上がっていますよね。
こんな時、大体下にはキャベツやもやしがしっかり敷かれてがっかりするものですが、このよだれ鶏はしっかりお肉が層になっているボリューミーな一品です。(まだ前菜なのにね)
ザカラレベル 2
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(3) 茹で豚肉大蒜(にんにく)辛味和え
なんかお洒落な盛り付けですね。キュウリが素敵。
よだれ鶏と同じように真っ赤なので「味同じ?」と思ったのですが、全然違いました。
温かいお料理です。大蒜が利いて、辛みがあり、とても美味しいです。辛さはよだれ鶏より若干劣る気がします。
ザカラレベル 1
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(4) 紅油スープ水餃子
ボールのような大きな器にたっぷりの真っ赤なスープに具がパンパンに詰まった餃子が沢山入っています。
スープには酸味があって、夏にはとってもサッパリして美味しいです。スープに辛さはありますが、餃子は皮がもっちり厚めで食べ応えがあります。餃子で通常の味なので全体としては、辛さのレベルは低いです。スープがあまりにも美味しいから沢山飲みたかったのに、すでにお腹がいっぱいになっています。
ザカラレベル 1
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(5) 鴨肉の旨煮
骨付き鴨肉のローストに生唐辛子と山椒を利かせた痺れと辛みのソースが絶品です。
このソースを色々つけて食べたいという声も上がっていました。
鴨って高級なイメージなのですが、このコースで食べられるなんて、天府舫は凄く頑張ってくれていますね。
そろそろ、Cクラスは舌が痛くなってきています。美味しくても、沢山は食べられない状況です。
ザカラレベル 4
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(6) 海老の花椒味炒め
カリッと揚がっている海老に、痺れも辛みを絡ませていますが、野菜の甘みも絡んで、辛みが増すコースの中、安心できる味です。
ザカラレベル 2
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(7) 魚の激辛水煮
運ばれてびっくり。唐辛子でしかないじゃないですか!鍋いっぱいに唐辛子に覆われています。Cクラスには期待も大きいけれど、恐怖でもあるビジュアルです。
お鍋の中心に、たっぷりの大蒜とパクチーが載っています。
お鍋に、スプーンを突っ込んで持ち上げると、白身魚が出てきました。
どんなに唐辛子をよけてすくいたくても、大量にまとわりついてきてしまいます。
覚悟を決めて、一口食べると何とも出汁が出ていて最高に美味しいです。そして、とても辛く、さらに痺れが増した料理でした。
天府舫は辛さより痺れを強めていくお店のようです。
ザカラ部員は辛さには強いけど、痺れが苦手な人も多いので、なかなか刺激的だったのではないでしょうか。
ザカラレベル 5
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(8) 麻婆豆腐
お待ちかね、天府舫の看板メニューの麻婆豆腐です。私がかつてランチで食べた麻婆豆腐とは大分ちがい、辛辛宴会コースのプライドが感じられる辛さと痺れです。辛さよりは痺れが強く感じます。美味しいです。ここまでで大量な料理だったためか、珍しく「ご飯食べたい」と言い出す人は見当たりませんでした。
ザカラレベル 4
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(9) 天府担々麺
一人一個に、そこそこ大きなどんぶりが回ってきました。なんとここまで食べて、担々麺が来ました。この担々麺は激辛ということもないですが、美味しかったです。
ザカラ部員得意の自前キャロライナリーパーやバードアイが飛び出し、何振りも何振りもして「美味しい」と喜んでいました。さすが、ザカラ部!
ザカラレベル 0.1
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(10) 杏仁豆腐
ザカラ部メンバーでデザートを食べる機会がないので、デザートは嬉しかったです。
杏仁豆腐は小さめですが、フルーツも乗った本格杏仁豆腐のクリーミーな風味が美味しかったです。
ザカラレベル ―
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その他:ドリンク
中国に詳しいS田君お勧めの「白酒(バイジュウ)」が、飲み放題メニューに入っていました。
白酒は中国の蒸留酒で、世界三大蒸留酒の1つといわれているそうです。
日本の飲み放題で白酒が入っていることが珍しいとのことで、さっそくオーダーしました。
飲み放題に含まれていた白酒はアルコール度数52度で、口の中にパーッと消えていく感じ
で、体内に入っていく感じがしないので、お酒に弱めの私でも大満足で楽しめました。(翌日も残りませんでした。)
また、激辛料理の救済ドリンクとしてココナッツジュースがとても美味しかったです。
あまりに四川料理に合うので、激辛耐性A~Cまでココナッツジュース大人気でした。
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3.さいごに
天府舫さんの『辛辛宴会コース』は、辛さと美味しさを最後まで両立して提供してくれました。
食べる量を自分で調節すれば、口が痛くてもだえる、涙が止まらないという自体は起きず、美味しく激辛を楽しめます。
但し、唐辛子の辛さはCクラスでも美味しく食べられるレベルで、あとは山椒で痺れを強めている感じでした。
本格四川料理ですし、使用している唐辛子の種類に辛さの限界があるのでしょう。
激辛チャレンジとして選ぶより、「辛い物が好き」な仲間と美味しく楽しくワイワイできる場所として、お勧めします。(一般的には十分辛過ぎます)
天府舫さん、ご馳走様でした!
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—–ザカラレベル一覧 (激辛ランキング)—-
ザカラレベルとは、『ザ・激辛日記!!』における独自の辛さの表現です。
池袋サフランの世界一辛いカレーの辛さを10として、その他の激辛料理を比較で表現しています。
*前後の辛さと比較の上で、微修正を行うことがあります。
☆★今日の激辛料理★☆
---------------------今回のお店:天府舫 (テンフファン)
料理:四川料理「辛辛宴会コース」
辛さ:4
美味しさ:9
雰囲気・サービス:6
総合評価:7.5
感想:可愛いだけのパンダじゃないよ。激辛本格四川が美味しい~
挑戦日: 2019年07月31日 (水)
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関連ランキング:四川料理 | 西武新宿駅、新宿西口駅、大久保駅
初めてコメントさせて頂きます。私ザカラ部のブログを昔から愛読(私自身は辛い物は苦手ですが)しており、特にけいこさんの書く記事が大好きです。激辛猛者が集まるザカラ部の中でけいこさんはやや一般人寄り(決して馬鹿にしているわけではありません。)なので料理の想像がしやすく、これだったら自分も食べられるかも…と妄想するのが楽しいです(笑)最近けいこさんの記事がないので、またあげて頂けたら嬉しいです。
ザカラ部の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。